ニューバスケットゲーム
昭和53年(1978)/エポック社
味わい深い小品
本機も昭和53年(1978)発売、当然ながら筆者は子供の頃に遊んだ経験はない。
盤面30cm×15cmと小さいが、その割にスピード感溢れるゲームが楽しめる、見た目には味わい深い小品といった趣だ。
タイプライター式
写真手前の赤いボタンを押すと、コートにある穴中のツメがボールを勢いよく押し出す仕組み。
それぞの穴は両プレイヤーの共用となっており、早くボタンを押したほうがボールをパス(シュート)できる。
いってみれば反射神経勝負のゲームで、大人よりむしろ子供の方が得意かも知れない。
シュートは至難の業
コートが小さいのでゴールは簡単だろうと遊んでみたら、これが結構難しい。
ボールが穴から飛び出す勢いが強いので、ゴールを大きく越えてしまうのことが圧倒的に多い。
かといって穴は共有なので早い者勝ち、従ってじっくりコースを狙う余裕もなく、ただひたすらせわしないだけのゲーム。
上のパラパラ写真のように見事なシュートを決めるのは非常に困難だ。