ファミリーボーリングジャイアント

昭和46年(1971)推定/野村トーイ

ファミリーボーリングジャイアント 全景

超大型

野村トーイのファミリーボーリングシリーズ中、最大機種。
レーン全長156cm、幅32cmの堂々たるサイズ感を誇る。

レーンは4段連結式、ピンセッティングはこのファミリーボーリングシリーズおなじみの三角定規システム。

本機も同シリーズのレギュラー版(という商品名はないが)及びジャンボ同様、外箱にSTマークが印刷されていることから、昭和46年(1971)以降に発売されたと思われる。



ファミリーボーリングジャイアント 平板の選手人形

自力投球可能

選手人形は平板。
右手首裏側にある半円形のツマミを後方に引いて離すとバネの力で勢いよく前方に振られた右手は土台の青い突起に当たって止まり、その反動でボールが投げだされるという仕組み。

選手人形の立ち位置は3か所あり、いずれも角度は自由に設定できるので、ほぼ狙い通りのコースに投げることができる。

また、選手人形をレーンにセットせず自分で投げることも可能だが、その方がむしろ難しいと思われる。



ファミリーボーリングジャイアント レーン後方からのショット

ピンは遥か彼方

個人的は話で恐縮だが、現在の撮影場所は20年前のそれと比べると圧倒的に狭く、このような大型ゲームの撮影には余計なものが写り込まないよう、ほとほと難渋する。

しかし、放たれたボールが長いレーンを転がってはるか遠くのピンを豪快になぎ倒す迫力と臨場感は、さすがに小~中型ゲームとは比較にならない。

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