サッカーゲームデラックス
昭和53年(1978)/エポック社
デラックス版
競技場サイズ55.5cm×32cmと、同じプラスチック製のサッカーゲームよりひと回り大きめのデラックス版。
本機のような大型サイズが実現したのも、プラスチック成型技術の発展によるものと考えてよいだろうい。
子供の頃は普及版サイズでした遊んだことのなかった筆者にとって、今から20年以上前にネットオークションで落札し、初めて目にした広いピッチは衝撃的だった。
リアルな選手たち
懐かしのブリキ板選手はとうの昔に引退させられ、こちらもプラスチック成型技術進化の恩恵に預かった立体的造形の選手人形たちがピッチ狭しと大活躍。
しかし、盤面のみならず選手も大型化したので、結果的に競技場と選手のサイズ比率は普及版とさして変わらないような気がする。
モデルは誰だ?
今どきのスマートなJリーグプレイヤーとは異なり、ずんぐりむっくりな体型に耳までかかる長髪に整髪料ベットリの垢ぬけない選手人形。
そのモデルは当時まだ現役だった釜本邦成選手(昭和59年/1984年引退)か、はたまた本機発売の前年、昭和52年(1977)8月にこの世を去ったロックの王様、エルビス・プレスリーか?
エルビスがステージアクションのためもあって空手を習っていたのは有名な話だが、彼がサッカーファンだったという話は聞いたことがない。