サッカーゲームジャンボ

昭和61年(1986)/エポック社

サッカーゲームジャンボ 全景

まさにジャンボなサイズ

同年発売されたサッカーゲームデラックスをさらに2回りほど大きくした、文字通りのジャンボサイズ。

恐らくエポック社サッカーゲーム史上最大の大きさかと思われる(未検証)。
戦後も40年を経て、わが国のの住宅事情もそれなりに良くなってきたということの表れか、それでも欧米から見ればまだまだウサギ小屋に過ぎないのであろうが。



サッカーゲームジャンボ コーナーキック

広いピッチを駆け回る

ずんぐりむっくりの武骨(のわりに頭髪ピッカピカ)な選手たちはサッカーゲームデラックスと変わりないが、ピッチが少なからず広くなったことで、以前よりいっそう活き活きとプレーしているように見受けられる。

ピッチがこれだけ広いくなると、選手たちをコントロールするレバー操作技術の優劣が試合結果に如実に反映する。 実力伯仲の好敵手がいれば互いに切磋琢磨できようが、力量差があるプレイヤー2人の対決は圧倒的ワンサイドゲームになりがちだ。

20年以上前、当時の旧サイト「野球盤道場」の掲示板を通じて知己を得たこの道の達人に練習試合を申し込んだことがあったが、ほんの5分足らずの間に立て続けにゴールを許し、気がつくと20対0の大差負けを喫した。

しかも達人のゴールにはキーパー人形なしというハンディキャップまで与えられたというのに。



サッカーゲームジャンボ ゴールキック

時計付き得点板

ゲームを盛り上げるには、こうした小道具の存在も欠かせない。
時計、残り時間表示つき得点板。
ただしこの時計及び残り時間表示が実際に電池で動いたか否かは今となっては定かではない。

なお本機においてスローイン機能も新たに追加されたことを忘れてはならないだろう。

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