スーパーサッカージャンボ

平成4年(1992)(推定)/エポック社

スーパーサッカージャンボ 全景

サッカーゲームの到達点

本機にはそのバリエーションとして、平成4年(1992)に発足したサッカーJリーグとのライセンス契約を結んで発売されたとJリーグスーパーサッカーJB(及びその下位機種としてDX、語尾アルファベットなしの最小サイズの合計3種類)が存在するが、上の写真にはサイドにJリーグのロゴ入りシールが貼付されていないので、いわば通常版スーパーサッカージャンボと言えそうだ。
サイズは別項にて紹介しているサッカーゲームジャンボと同じ75cm×45cm、当たり前だが、ピッチは驚くほど広い。

スーパーサッカージャンボ コーナーキック

実力本位

同様のことはサッカーゲームジャンボの項でも記したが、競技場がここまで広いと、プレイヤーの技量差が残酷なほど如実に試合運びに反映される。
20年前の記事を引用しよう。
「選手の数はサッカーゲームジャンボと同じ両チーム16人。これまでの機種より選手が2人増えれば、当然その分だけ選手をコントロールする棒も増える。さらにピッチが広くなったのでゴールを奪うのが至難の技となる。従って勢いや偶然ではなかなか点が入らず、正確なパスワークが要求される。これはもはや子どものおもちゃの域を超えている。むしろ大人のほうが十分に楽しめ、なおかつ適度な運動になる」
確かに何度か行った練習試合では、その都度じっとりと汗ばんだのをよく覚えている。

スーパーサッカージャンボ ゴールキック

華麗なパスワーク

今観ると懐かしさとともに笑いがこみ上げてくる20年前に撮影したパラパラ写真。
しかしもちろん実際には、このように対戦相手を翻弄する見事なパスワークは一度たりとも成功しなかった。
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