フルオート野球盤PRO

平成9年(1997)/エポック社

フルオート野球盤PRO 全景

収集当時の最新機種

今から20年以上前の21世紀初頭、アナログゲームの収集に熱心だったころの最新型野球盤。
当時の記述によると本機は「実はビッグエッグ野球盤の屋根を最初から除去したもの。グラウンド面印刷が人工芝から自然芝のそれに変わっているが、それ以外には取りたてて変化はない」とのこと。

フルオート野球盤PRO 高低差

高低差の持つ意味

これも20年前の記述を引用しよう(手抜き)。
「写真右側が本塁、ということは打者から投手方向へ向かって下り坂になっている。この斜面が、本塁を通過した球がマウンド下に自動的に戻るオートリターン機能を可能にしているようだ。それなら、マウンドより低い外野に飛んだ球はいかにして戻ってくるのか? 謎は尽きないが、分解するだけの勇気と自信もない」

フルオート野球盤PRO 1塁型スタンドからの眺望

時は移ろう

アナログゲーム収集のそもそものきっかけは、小学校5年生の時、親に買ってもらって長く遊んだゲームたちと再会したいという思い。
それがいつしか収集そのものが目的となり、当時はまだ目新しかったインターネットオークションの面白さも相まって、その手のゲームが出品されると有り金はたいて片っ端から落札してはひとり悦に入っていた。これを「リベンジ買い」と言わずして何と呼ぶ?
そしてついにこの最新型野球盤にまで手を伸ばしたとき、ふと自問自答した。
「いったいオマエは何をやりたいんだ?懐かしの昭和レトロゲームならいざ知らず、今売られている現行機種を手にして、何がそんなにうれしいのか?」
この時点で買い漏らした(あるいはその存在すら知らない)昭和のアナログゲームはまだいつくかあれど、自分が所有していたゲームたちとの再会を果たすという当初の目的はすでにほぼ達成しているではないか。
このときそう思って以来、わがアナログゲーム収集熱は急激に冷めて行くことになる。誰もがこうした過程を経て大人になるのだ(遅ぇよ)。
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